フォルクスワーゲンのポロに試乗してきました。

フォルクスワーゲンのポロに試乗してきました。

精悍な顔立ちです。

昔よりずいぶんスタイリッシュになっています。

ホイールベースもめいっぱいです。

スタイリッシュです。

いかにもドイツ、フォルクスワーゲンらしい質実剛健なコクピットです。

質実剛健です。

既に我が家の車のようです。

TSI、噂に違わぬすごいエンジンでした。
低めからぐいぐいトルクが出ます。
重量1.1tの車体がジェットコースターのように加速します。
びっしり踏むと、加速で背中がシートに埋まります。
タービンの設計からして昔の「ターボ」との差は歴然でした。
Sモードだと、常に過給がかかった状態で動作します。
ターボよりは「スーパーチャージャー+ターボ」に近い感覚でした。
（ランチアデルタインテグラｰレのようでした。）
エンジンの秀逸な完成度をより走りに反映しているのが7速DSG。
7速DSGはするすると上に下にギアを変更してきます。
頻回なギア変換にもかかわらず、ショックは全くなく、Sモードではエンジンの美味しいところだけ使う極めてスポーティな仕上がりです。
（Sモードだとギアダウンでブリッピングします。感動です。）
TSI単品でもすごいのに7速DSGとの組み合わせの相性はさらに抜群です。
すさまじい車でした。

去年購入したインプレッサの判断材料は、「しなやかな足回り」と「安定した車体剛性」でした。
インプレッサはある意味、「いい年になってきたし、ちゃんとしてればエンジンとミッションは何でも良い」との判断（奥さんへの誕生日プレゼントなので奥さんが欲しいモノなのが一番の理由ですが）でしたが、今回は見事に裏切られました。
エンジンとミッションが車の「脳」なのだと痛感しました。
そして、今回のポロはこの脳部分がとても秀逸です。
久しぶりに車で「感動」しました。
且つ、コンフォートラインで本体213万。
すごいコストパフォーマンスです。

2台目の車はなくても生きて行けそうなのですが、「車を運転する理由」を探してしまいました。
（都合良く出張カンファレンスの仕事でもないものかと、帰り道で妄想してしまいました。）
車を運転することが「楽しい」と久しぶりに感じました。
フォルクスワーゲンのポロ、すごい車です。
多分ゴルフのGTIなどはもっと感動があるかもしれません。
今回はフォルクスワーゲンの札幌西店様で試乗してきました。
興味のある方は是非お勧めです。
是非試乗は、Sモードで峠でして下さい。
その際はSモードでのギアダウンのブリッピング、楽しんで下さい。
（お店の人に怒られない程度でハードブレーキングもしてみて下さい。）
大変素晴らしい車です。