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2012年2月27日月曜日

北海道広域医療連携研究会に参会してきました。

先週の土曜日に第13回北海道広域医療連携研究会に参会してきました。
大変素晴らしい会でした。
写真も撮ってきたので御紹介させて頂きます。



門構え、大変立派です。


受付しました。
一般受付か医師受付か迷います。
赤澤先生のお勧めで医師受付にしました。


入り口で赤澤先生が待っていてくれました。
いつも有り難う御座います。


立派な会場です。


お客さんもびっしりです。


札幌医大 神経内科の斉藤正樹先生と札幌白石脳神経外科病院の高橋先生の一般講演です。
斉藤先生からは北海道にて展開している「脳卒中あんしん連携ノート」についての講演を拝聴させて頂きました。

高橋先生からはDASCHシステム(ダッシュシステムと読みます。)と高血圧と脳卒中の講演を賜りました。


さて、真打ち登場です。
名古屋大学のメディカルITセンター長 吉田茂先生の特別講演です。
題名「ユーザーメードシステムによる医療ITの新たなる展望」です。
吉田茂先生は小児科の先生で、日本のファイルメーカーの大家の先生です。
且つ、日本医療情報学会の幹事の先生でもあります。
ご高名は耳にしたことがあったのですが、初めてご尊顔を拝見させて頂きました。

講演なのですが、その内容に愕然としながら拝聴させて頂きました。
とにかく素晴らしい講演でした。
ざっくりの内容なのですが、
1、医療従事者(ユーザー)が一番使い勝手の良いシステムを知っている
2、なのでユーザーが作る仕組みが一番使い勝手が良い
3、そんなわけで全部作りました。
という内容です。
あんぐりです。
電子カルテのDBを各種APIを駆使して、ファイルメーカーのUIで動かせるようになっています。
各診療科ごとにファイルメーカーで作られたUIは大変秀逸でした。
且つ診療に直結しています。
まさに「自分が使いやすいものを自分で作りました。」という感じです。
しかもiPadでもそのUIが使えるようになっています。
新生児健診の際にお母さんにiPadを渡して、問診を取れる仕組みを見せて頂きました。
お母さんがぽちぽち入力すると、あっと言う間に問診が電子カルテに反映されます。
且つその出来映えたるや驚愕です。
感動しました。
いわゆる、天才です。

先生が立ち上げた研究会について御紹介頂きました。
「日本ユーザーメード医療IT研究会(略称J-SUMMITS)」
です。


講演、感動しました。
IT関連で興味のある先生は是非どうぞ。

幹事の先生方のお名前を拝見していたら、なんと!
北美原クリニックの岡田 晋吾先生も幹事をされてらっしゃいました。
岡田先生は函館市医師会病院の画像検査センターサービスの開発にてたくさん御助言頂いた先生です。
なんと世の中は狭いのでしょう。


吉田先生の著作も、すぐ買いました。
杉本真樹先生のiPadの本もまとめて買いました。
拝読させて頂きたいと思います。


吉田先生の本です。
どうぞ皆様お手にとってみて下さい。
2/29日に自分の手元にも届く予定です。


北海道広域医療連携研究会、素晴らしい会でした。
今年の5月に第14回があるそうです。
もちろん、参会してきます。
また情報更新ありましたらWebページでも紹介していきたいと思います。

会を御紹介下さった、赤澤先生、どうも有り難う御座いました。
また、貴重な講演下さいました、吉田先生、誠に有り難う御座いました。
先生の講演、感動しました。
先生のファンになりました。

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