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2011年11月12日土曜日

INNERVISION(インナービジョン) 11月号

INNERVISION(インナービジョン) 11月号が到着しました。
今月のインナービジョン、すごく面白いです。
是非手に取ってみて下さい。
いや、買って下さい。
面白かった記事の写真を撮りました。
(インナービジョン様の肖像権に関わるようでしたら、取り下げますので教えて下さい。今回は是非宣伝したくて写真撮らせて頂きました。本当に素晴らしい号です。)

http://www.innervision.co.jp/01inner/2011/0101_1111.html


テーマですが、
地域連携と遠隔画像診断の流儀
可搬型媒体,クラウド,タブレット端末……,キーワードから探る今と未来
です。
テーマだけでもとても心惹かれます。


好きなものだらけです。


尊敬するワイズリーディングの中山先生の記事です。
フジフィルムと強力なタッグを組んで、熊本の遠隔画像診断を一挙に担っております。




フジフィルムのC@RNA Connectという機能を使って、診療所から中核病院の診療予約/検査予約を可能にし、且つ画像もレポートも提供するという内容でした。
さらに、大学病院で混んでいる検査を地域の周辺病院に回して効率化を図る魔法のようなテクノロジーを提供しているとのことでした。(大学も周辺病院も患者様も、みんなが幸せです。すごい!)
大変素晴らしい。
感動しました。


当社でも同じようなことを2008年11月から函館市医師会病院様でやっています。
(かれこれ3年になります。)
プロジェクト開始直後は完成像が自分の頭にしかなく(そんな仕組みを誰も見たことがありませんでした。)、完成時の業務改善点と成功体験が皆無でした。
当時はプロジェクトが上手く行くかどうか院内のスタッフでさえ確信がない状態でした。
稼働から1年ぐらいかけて小さく小さく改良を進め、少しずつ少しずつクライアントを増やして行き、1年後ぐらいにやっと成功の確信が持てたプロジェクトでした。
同じことをさらに進んで実装された中山先生の記事に大感動です。
(収益的には大成功だったのですが、中山先生の記事を拝読させて頂き、あらためて自分のやってきたことが間違っていなかったと信じることが出来ました。)


当社で達成した機能は
A、各クリニックと中核病院をSSL-VPNで接続
B、接続クリニックから中核病院への検査予約
C、函館市医師会病院でのCT/MRIの撮影と予約とのリンクシステム
D、各クリニックへのリアルタイム画像/レポート配信
までです。
「放射線科医不在地域への遠隔読影」よりは「中核病院/クリニック間でのCT/MRIの有効活用と共有」を目的としています。
(病院としては、生き残り戦略としてのサービスの差別化です。全体として放射線科に特化したシステムです。)

そのために、自社開発で
1、HIS連結
2、RIS(全部自分で作りました。当時の苦労を思い出して、涙でめがねが曇ります。)
3、PACS
4、常勤医読影システム(健診読影結果HISフィードバック機能付き)
5、遠隔読影サポートシステム(遠隔読影で常勤医をサポートします。)
6、地域連携システム用SSL-VPNインフラシステム(鍵認証/鍵長可変機能付き/通信暗号化/暗号化アルゴリズム可変機能付き/通信圧縮化機能付き/圧縮率可変機能付き/遠隔修理メンテナンス・管理・サポート用別経路VPN接続機能付き/クライアントVPN装置のリアルタイム死活・断線確認機能付き/死活・断線時の自動メール通知機能付き/VPN装置をハードウェアモジュール化/ハードウェアモジュール価格を一台1万円に省コスト化/多重モジュール化によるクライアント側フェールオーバー機能付き/モジュールの物理交換に伴う簡便復旧機能付き/クリニック側の端末数制限なし/端末ソフトウェア無料/接続受付サーバーのフェールオーバー機能付き/分散接続受付サーバーによるディザスタリカバリー機能付き、で作りました。、、、涙で前が見えません。)
7、地域クリニックへのリアルタイム画像/レポート配信(AJAXによる動的WW/WL変更機能付き/その他通常DICOMビューアーと同等の機能付き/クライアント側でのPDI準拠DICOM-CD作成機能付き/学会用検査丸ごとJPEGダウンロード機能付き。おまけで、2006年RSNA受賞付き。)
8、地域クリニックからの予約受付(RIS直結/技師の先生の思考をアルゴリズム化/予約を自動効率化・最適化/システムによる最適な検査日の提示機能付き/カレンダーモードからも任意の日程の予約可能/航空券・ホテルの予約以上に簡単な予約操作/オンライン予約から患者様への各検査の留意事項・検査日等書面プリントアウト機能付き、で使えるように作りました。、、、涙に加えて鼻水まで出てきました。)
で作りました。
絶賛稼働中(接続クリニック・医院・病院数14施設/年間依頼件数1700件)なのですが、函館市医師会病院様の業務があふれかえる可能性があり、あえて宣伝していません。
ご許可頂ければおいおい記事にして行きたいと思います。
函館市医師会病院のシステムは当社の最高傑作システムです。




さらに進んだ機能を追加して実装/進化しているワイズリーディング/熊本機能病院/熊本大学/後ろを支えるフジフィルム、大変素晴らしい組み合わせです。
中山先生、記事拝読させて頂きました。
素晴らしい内容に感動致しました。
やはり秋季大会に行くべきでした。
ランチョンセミナー拝聴出来ず、大変後悔しております。
いつか、ご尊顔拝見出来ることを楽しみにしております。



LLPテラークの岩崎先生の記事もとても面白かったです。
(LLPなる企業形態について初めて知りました。税務/法務/節税対策にうってつけです。もっと早く知っていれば、、、と思うぐらい素晴らしいです。)


起業する前に拝読出来ていれば、あんな苦労もこんな苦労もせずに済んだのに、、、と思うぐらい素晴らしい記事でした。
何より岩崎先生の優しい人柄が文面から想像出来ます。
文中に「質問があればメールして下さい。」との記述もあります。
独立/起業を考えていらっしゃる先生には何とも福音です。
大変素晴らしい記事でした。

そんなわけで、INNERVISION(インナービジョン) 11月号、手に取ってみて下さい。
いや、買ってみて下さい。
大変面白く、お勧めです。

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