株式会社MITTのスタッフブログ: 施設間通信モジュール、「リバースプロクシ」を開発致しました!

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2014年4月19日土曜日

施設間通信モジュール、「リバースプロクシ」を開発致しました!

皆様、こんばんは。
当社は遠隔画像診断サービスの提供にIPVPN(インターネットを介さない専用回線)を使用しているのですが、セキュリティ上の施策として各々の拠点間は通信出来ないようにしております。
最近、「施設間の画像連携による、より融合性ある有機的なサービスが欲しい!」とのご要望頂きました。仲の良い病院同士や、同一法人のクリニック・病院間の通信などのご要望です。画像連携によるシナジー効果が、期待されておりました。

そんな訳で、「IPVPN間の特定の施設同士を単方向または相方向通信出来る機能」(リバースプロクシ)を作りました。この「リバースプロクシ」100Mの回線では100M・1Gの回線では1Gの速度が出る、超高速リバースプロクシです。

このリバースプロクシなのですが、施設間で特別なルーティング設定は不要です。RTX1200とかの拠点間通信も不要です。めんどくさいルーティング作業は全部「リバースプロクシ」がやってくれます。院内から同一LAN内のWebサーバーにブラウザで接続するだけで、あら不思議、多拠点をシームレスにつなぎます。恐ろしい達成です。

しかも、2施設間のみならず、3施設以上の通信網の確立も可能です。(10拠点・20拠点の通信も可能です。)上手く条件があえば、メタサーバーも作成出来ます。メタサーバーは患者IDをマージして分散した画像リソースを一元的に管理出来るシステムです。恐ろしい、達成です。

最近では、1医療法人が多施設を展開することも多いです。同一法人間の、他施設画像連携によるシナジー効果に使って頂ければ嬉しいです。
もちろん、仲好しの病院同士をつないで、お互いの長所を活かした病院同士のシナジー効果にもお使い頂けます。(消化器の病院から脳外科の病院へ、とか、脳外科の病院から呼吸器の病院へ、とかでの連携も可能です。)
5月半ばには1医療法人4施設での画像連携が実際に稼働します。(そのうちの1つは在宅医療専属でモバイルディバイスを利用した運用です!当社ではiPhone・iPadものもやっております!ほんとうに適当な人生です!)使用の感想なども含めて追加で御報告させて頂きたいと思います。

この機能、残念ながら現在は東日本限定なのですが、ご要望が御座いましたら西日本でも展開致します!
当社の遠隔画像診断サービスのオプションとして展開しておりますが、需要が御座いましたらシステム単独でもご提供させて頂きます。お求めの際は、お近くの家電量販店、、、では売っておりませんので、当社Webフォームからお問い合わせ下さいませ!(ほんとうに適当な人生ですいません。(^_^;))


新しい技術で、皆様のお役に立てれば嬉しい限りです。いつも、新しいチャンスに巡り合わせて頂き、有り難いことで御座います。感謝しながら、どんどん開発しますので、お気軽にお声掛け下さいませ!

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