皆様、こんばんは。
今日は非常勤医をさせて頂いている札幌白石記念病院への出勤日でした。楽しいことばかりの嬉しい人生です。写真も撮ってきました。
すばらしい!
かっこいい!
白石記念病院では遠隔画像診断のお仕事に加えて、院内の便利システムの構築もしています。その一部を御紹介したいと思います。
1、先生方PCでの画像閲覧用サブPACSシステム
院内のPACS端末は限られているので、先生方の自分のPCでも院内の医用画像全部を見れるようにしました。超高速・超大容量のサーバーです。今は一台ですが、スペック増強にはクラスタリングを組む予定です。
今日は、最前線の宮田先生と米増先生のPCに仕込みを入れてみました。両先生とも喜んで使って下さり、少しお役に立てたようで嬉しい限りです。
2、出先での画像閲覧システム接続SSLソフトウェア
先生方のPCで画像を見れるようにしたのですが、もっと便利にしようと、インターネットに繋がっていればいつでもサーバーに接続出来るようにSSLソフトウェアを作りました。鍵認証・AESの優れものです。これで学会先のホテルでも出張先でも自宅でも画像が見れるようになりました。少しでも先生方の負担が少なくなれば嬉しい限りです。
3、モバイル端末での画像閲覧システム
iPhoneやiPadなどのiOSで、セキュアに画像を見れる仕組みを導入しました。ノートPCが手元にない出先でも画像の相談が受けられます。今日は野中先生と高橋先生のiPadに入れました。見ていた本田先生が「これから買ってくる!」と颯爽と買いに行ってくれました。本田先生のお言葉、すごく嬉しかったです。少しでも先生方の負担が減れば嬉しい限りです。
4、連携先の施設の相談症例をIPVPNで見れるようにしました
脳卒中はどこでおきるか分かりません。連携している施設にも画像閲覧システムを構築して相方向に脳卒中を相談できるようにしました。
現在、野の花診療所と連携しているのですが、既に慢性硬膜外血腫の急性増悪・心筋梗塞・脳梗塞、と症例を重ね、しかも相談から治療まで約3時間の夢の達成を連続しています。本当に楽しみな仕組みです。
明日は南幌病院・来週火曜日には江別市立病院に連携の打診をしてきます。真栄病院・東苗穂病院とも連携したいなあと考えています。どんどん連携の輪を広げて、脳卒中患者さんの相談の間口の拡大とフローの高速化を目指したいです。(脳卒中は時間が勝負ですので、素早い初動は大事なのです!役に立てて嬉しいです!)
先生方からは大好評でしたが、新たに「現在出張先の病院にも、導入して欲しい!」との打診を頂きました。有り難い限りです。サーバーを作成するかマーク9(小型SSLVPNボックス)でやるか勘案中です。
どんどん広がる連携の輪とITの達成で益々の札幌白石記念病院の大活躍にお役に立ちたい限りの毎日です。
野中先生・高橋先生、お忙しいところ付き合って頂きどうも有り難う御座いました。
宮田先生・米増先生、遅くまで有り難う御座いました。
恩田先生・本田先生、今度端末の設定に行きますので今暫くお待ち下さいませ!
もっともっと、先生方のお役に立てるように頑張ります!