株式会社MITTのスタッフブログ: 4月 2014

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2014年4月19日土曜日

OsiriXと弊社サーバーの連結機能、作りました!

皆様、こんばんは。
「OsiriX使ってます!画像をサーバーからぶっこ抜けますか?」とのご要望を頂きました。
ご安心下さいませ。ぶっこ抜けます。当社DICOMエンジンを改良して当社サーバーからOsiriXに画像をQ/R出来るシステムを作成致しました!
OsiriXを利用の皆様、ご安心下さい。OsiriXと当社サーバーはなかよしです!
そういえば、2006年のRSNAではOsiriXは自分の右隣で、当社・OsiriXは並んで一緒に賞を取った仲です。アントワロゼ先生(OsiriXの作者)とも友達です。

OsiriXを診療・研究・実験で使いたい際には、お声掛け下さいませ!(特に外科領域ではすごく便利だと思います!)

OsiriXの大家、杉本先生ともとても仲好しです。
OsiriXの使い方のマスターには、「OsiriXパーフェクトガイド」が最適です。是非、どうぞ!

http://www.amazon.co.jp/%E5%8C%BB%E7%94%A8%E7%94%BB%E5%83%8F%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA-OsiriX%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%9D%89%E6%9C%AC%E7%9C%9F%E6%A8%B9/dp/4767811996

240テラバイトまで拡張可能なのPACS、作りました!

皆様、こんばんは。
最近、地域ですこぶる元気な脳神経外科の病院様と仕事をさせて頂いているのですが、既に70テラバイトの既存データがあり、最大で240テラバイトまで拡張可能なPACSのご要望を頂きました。100テラぐらいまでは何とかやったことがあるのですが、もう当たって砕けるだけです。(いや、多層レイヤーでクラスタを組んでいるので簡単には砕けない予定です。ディザスタリカバリー付きです。IPVPNとリバースプロクシでBCP付きです。)
そんな訳で、1秒60枚レスポンスの240テラバイトのPACS作りました。


もう、「遠隔画像診断システムのインフラデータセンタービジネスでもやりますか!」との勢いですが、本人は朝の納豆の追加が嬉しく・また辛子追加がなお嬉しい(卵の黄身があると誕生日なのかと勘違いするぐらいの)、貧乏性が抜けない人生に感謝しつつ、がんがん頑張ります!(^_^;)

施設間通信モジュール、「リバースプロクシ」を開発致しました!

皆様、こんばんは。
当社は遠隔画像診断サービスの提供にIPVPN(インターネットを介さない専用回線)を使用しているのですが、セキュリティ上の施策として各々の拠点間は通信出来ないようにしております。
最近、「施設間の画像連携による、より融合性ある有機的なサービスが欲しい!」とのご要望頂きました。仲の良い病院同士や、同一法人のクリニック・病院間の通信などのご要望です。画像連携によるシナジー効果が、期待されておりました。

そんな訳で、「IPVPN間の特定の施設同士を単方向または相方向通信出来る機能」(リバースプロクシ)を作りました。この「リバースプロクシ」100Mの回線では100M・1Gの回線では1Gの速度が出る、超高速リバースプロクシです。

このリバースプロクシなのですが、施設間で特別なルーティング設定は不要です。RTX1200とかの拠点間通信も不要です。めんどくさいルーティング作業は全部「リバースプロクシ」がやってくれます。院内から同一LAN内のWebサーバーにブラウザで接続するだけで、あら不思議、多拠点をシームレスにつなぎます。恐ろしい達成です。

しかも、2施設間のみならず、3施設以上の通信網の確立も可能です。(10拠点・20拠点の通信も可能です。)上手く条件があえば、メタサーバーも作成出来ます。メタサーバーは患者IDをマージして分散した画像リソースを一元的に管理出来るシステムです。恐ろしい、達成です。

最近では、1医療法人が多施設を展開することも多いです。同一法人間の、他施設画像連携によるシナジー効果に使って頂ければ嬉しいです。
もちろん、仲好しの病院同士をつないで、お互いの長所を活かした病院同士のシナジー効果にもお使い頂けます。(消化器の病院から脳外科の病院へ、とか、脳外科の病院から呼吸器の病院へ、とかでの連携も可能です。)
5月半ばには1医療法人4施設での画像連携が実際に稼働します。(そのうちの1つは在宅医療専属でモバイルディバイスを利用した運用です!当社ではiPhone・iPadものもやっております!ほんとうに適当な人生です!)使用の感想なども含めて追加で御報告させて頂きたいと思います。

この機能、残念ながら現在は東日本限定なのですが、ご要望が御座いましたら西日本でも展開致します!
当社の遠隔画像診断サービスのオプションとして展開しておりますが、需要が御座いましたらシステム単独でもご提供させて頂きます。お求めの際は、お近くの家電量販店、、、では売っておりませんので、当社Webフォームからお問い合わせ下さいませ!(ほんとうに適当な人生ですいません。(^_^;))


新しい技術で、皆様のお役に立てれば嬉しい限りです。いつも、新しいチャンスに巡り合わせて頂き、有り難いことで御座います。感謝しながら、どんどん開発しますので、お気軽にお声掛け下さいませ!

「DICOMディバイダー」(DICOM受信分配機)、作りました!

皆様、こんばんは。
最近現行のPACSから新しいPACSへの移行のお手伝いとか、新しいPACS側になったりしたりしているのですが、
「古いPACSにも画像を流しつつ、同時に新しいPACSにも画像を流したい!」
とか
「AEタイトルとかIPとかポートはは既存のもの1つを流用で済ませたい!」
などのご要望を頂きます。ありがとうございます。
切り替え前に両システムが稼働している安心感も大事ですし、追加のコストもかけずに切り替えの準備をやりたいものです。
その夢、わかります。その夢、叶えます!

そんなわけで、「DICOMディバイダー」(DICOM受信分配機)を作りました。これは既存のDICOM通信(AE・IP・Port)を流用して、切り替え前のPACSと新PACSの両方に同じデータを流せるブリッジサーバーです。(旧PACSのAEとIPとPortを変える必要がありますが、これ1つで済むのでラクです。)各モダリティの設定の変更は不要です。新PACSにも同時に画像が送れるので、新PACS側は過去データ部分をマージしながらいつでも本切り替えの準備が出来ます。恐ろしい達成です。

この「DICOMディバイダー」なのですが、なんと、送信先が3つ以上でもOKです。1つのDICOM通信を3つ以上にも分配出来ます。(電気のたこ足みたいなものです。本当に恐ろしいたとえです。)しかも、その配信先の1つだけ「匿名化」とかのタグ修正機能もあります。(治験向けPACSへの分配などにも使えます。)特定のSOPクラスを別のSOPクラスにも変更出来ます。非定型のDICOMファイルのクリーナー・フィルターとしても使えます。恐ろしい、達成です。

しかもこの「DICOMディバイダー」、ネットワークカードを複数枚(4枚)持っているのでDMZ(非武装ネットワーク)を作成して新PACSへの転送を別ネットワークでも構成出来ます。現状のネットワークに負荷をかけずに移行計画を遂行できます。ほんとうに、恐ろしい、達成です。

主に当社での作業に使う予定ですが、お求めの際には、近くの家電量販店、、、では売っておりませんので、Webフォームから御相談頂ければ嬉しいです。(本当に適当な人生ですいません。(^_^;))


いつも、素晴らしいチャンスを頂き有り難う御座います。鋭意、開発致しますので、「こんなことが、やりたいな!」などの要望御座いましたら、お気軽にお声掛け頂ければ嬉しいです。

2014年4月16日水曜日

J-MACシステムのRISとレポートとの連結モジュール、作りました!

皆様、こんばんは。
連投に次ぐ連投、有り難う御座います。
最近は、色んなPACSベンダーさんとの協業用のモジュールの開発の要望を頂きます。本当に有り難いことで御座います。

そんなわけで、J-MACシステムのRISとレポートとの連結モジュール、作りました!
J-MACシステムのRISから読影依頼検査を「クリクリ」っとクリックして、エクスポートボタンを押すと、当社の読影依頼が自動でかかるようになりました。J-MACシステムではPACSからの画像の自動転送もラクラクで設定可能で、シームレスに読影依頼を出せるようになりました。恐ろしい達成です。
さらに、当社で作成したレポートをJ-MACシステムのレポートにお渡しするモジュールを開発しました。(XML渡しとかっていう手法です。)レポート完了後、瞬時に電子カルテ端末からJ-MACシステムを介してレポートを見ることが出来ます。実に実に、恐ろしい達成です。

今回は留萌市立病院・LSI札幌クリニックで実装しました。J-MACシステム導入の施設ではいつでもで実装出来ますので、お気軽にお声掛け下さいませ!

シンプルな電文受信から、リストのシーケンシャル処理・レポートのXML出力まで、なんでも作ります。
遠隔画像診断の入り口から出口まで、シームレスな連携で、御依頼頂ける先生のお役に立てれば嬉しい限りです。
(業務フローを支えて下さる技師の先生の省力化も大事に考えてますので、出来る事御座いましたらお声掛け頂ければ嬉しいです。)


お手伝い下さった皆様、御高配有り難う御座いました!

富士フィルムメディカルのF-RIS・F-レポートとの連結モジュールを、作りました!

皆様、こんばんは。
先日、「スタートアップ ゼロ」によるデータセンター型・ASP型の遠隔画像診断サービスを始めたのですが、サーバー設置型にも新たな機能を追加しました。(独自の機能を付加できるのもサーバー設置型の強みですね!)

そんなわけで、富士フィルムメディカルのF-RIS・F-レポートとの連結モジュールを、作りました!
F-RISからシームレスに読影依頼を出すことが出来るようになりました。読影依頼を出したい検査をクリックしてエクスポート、これだけでF-RISから読影依頼を出せるようになりました。大量の読影や技師の先生の省力化に大きく貢献するシステムです。恐ろしい達成です。
また当社で作成させて頂いたレポートを富士フィルムメディカルのF-レポートに、お渡し出来るシステムを作りました!この機能のより、まるで院内に常勤医がいて、F-レポートに入力しているかのように動作致します!今回のF-レポート連携では、さらに先にあるIBMの電子カルテシステムで綺麗に表示されるように自動改行システムを導入しました。本当に、恐ろしい達成です!

富士フィルムメディカルのPACS・RIS・レポートシステムを導入している施設では、撮影からシームレスな読影依頼・読影レポート表示まで潤沢にサポート致します!当社の遠隔画像診断サービス導入の際の、利便性の向上に使って頂ければ嬉しいです。

最近は、既に導入されている既存システムとの融和についてたくさんのご要望を頂きます。読影にあわせて、システム開発も出来る当社の強みでもあります。システムとの連携を含めた遠隔画像診断のご要望の際に、お役に立てれば幸いです。


とても地味な記事なのですが、個人的に、恐ろしい達成です!ご協力頂いた皆様、本当に有り難う御座いました!